後ろ姿美人になれる!背中の保湿に効果的な方法

あなたは背中のボディケアにこんな疑問を持っていませんか?

  • 「背中の保湿には何を使うのが正解?」
  • 「保湿で背中ニキビが改善する?」
  • 「保湿以外にはどんなケアをすればいい?」

今回は、正しい背中の保湿方法やケア方法、背中ニキビや乾燥を防ぐおすすめの保湿アイテムについて紹介します。
背中ニキビや背中の乾燥が気になっている人は、ぜひ参考にしてください。

1.背中にはどういったケアが必要?

背中のケアで効果があるのは?→洗浄と保湿が重要

背中は顔の次に皮脂腺が多く、ニキビができやすい部位です。
また、背中は手足に次いで、乾燥が起きやすい部位でもあります。


引用元:田辺三菱製薬

背中をキレイな状態に保つためには、次の2つのケアが最も重要になってきます。

  • 正しい方法で洗浄して背中を清潔な状態を保つ
  • 保湿を徹底して乾燥を防ぐ

背中の正しい洗い方と効果的な保湿方法を理解して、後ろ姿美人を目指しましょう。

2.ニキビや乾燥を防ぐ背中や体の正しい洗い方

保湿効果を高める背中の洗い方・固形石鹸と綿タオルを準備する・髪→体の順で洗う

では、ニキビや乾燥を防ぐための背中の正しい洗い方について詳しく紹介していきます。

2-1.固形石鹸と綿タオルを準備する

次の2つのアイテムを使えば、お肌を刺激せずに背中の皮脂や汗をしっかり落とせます。

  • 固形石鹸
  • 綿タオル

ボディソープは洗浄後にしっとり感があるように油分が多く配合されているため、背中のケアにはあまりおすすめできません。
特に背中ニキビが気になる人は、余計な油分を残さない固形石鹸でしっかり汚れを落としましょう。

また、刺激を防ぐためにも、ナイロンタオルやボディブラシは避けて、綿タオルを使うのがおすすめです。

手のひら洗いもおすすめですが、洗い残しや角質が溜まるのを防ぐためにも、週1~2回は綿タオルでお手入れを行いましょう。

2-2.髪→体の順で洗えばシャンプーを背中に残さない

背中にシャンプーの泡などを洗い残してしまうと、肌が刺激を受けてトラブルを起こしてしまう可能性があります。
シャンプーやトリートメントを残さないためにも、お風呂では「髪→体」の順でしっかりと洗い落とすようにしましょう。

  1. 1.シャンプーで髪を洗う
  2. 2.固形石鹸と綿タオルで擦らずに背中や体を洗う
  3. 3.お風呂につかる(38~40℃で10~15分)

お風呂の温度が高過ぎたり、長く浸かり過ぎたりすると、皮脂が溶けだして乾燥を招いてしまうため注意が必要です。
湯船の温度は38~40℃、浸かる時間は10~15分を守りましょう。

また、水道水の塩素で肌が乾燥しやすい人は、入浴剤を活用するのもおすすめです。
簡単に塩素を除去したい場合は、浴槽1杯(180リットル)に対して市販のビタミンCを0.2~0.3gを入れてみましょう。

3.背中の効果的な保湿方法

背中の保湿に効果的な5つの方法

次の5つの方法で背中の保湿を行えば、背中ニキビや乾燥の悩みをまとめて解消することができます。

  1. 1.自分に合う保湿アイテムを見つける
  2. 2.保湿はお風呂から出て5分以内に行う
  3. 3.手が届かない時は便利グッズを使う
  4. 4.紫外線対策で乾燥を防ぐ
  5. 5.体の内側から保湿ケアをする

肌を健康な状態に保ち続けることで、赤みが目立つニキビ跡改善の効果も期待できます。
背中をしっかり保湿して、乾燥やニキビ、ニキビ跡のないキレイな背中を手に入れましょう。

3-1.自分の肌質に合う保湿アイテムを見つける

ボディケアアイテムは、主に次の5種類に分類されます。

ボディローション
体用の化粧水。水溶性の成分に保湿剤などを加えたもの。
ボディミルク
体用の乳液。水溶性の成分に油性成分を加えたもの。
ボディクリーム
体用のクリーム。油性成分の中に水溶性成分を加えたもの。
ボディオイル
油性成分のみで構成されているものが多い。
ボディバター
シアー、アボカド、マンゴーなどの油脂が原料で、体温で液状になる。

保湿力が高いボディオイルやボディバターは、手や足、かかと、ひじなどの乾燥対策に効果的です。
ただし、背中は皮脂が多いため、オイルやバターをたっぷり付けると、ニキビができてしまう可能性があります。

背中のケアに使う場合は、セラミドなどの保湿成分が配合されたボディローションやボディミルクを使うのがおすすめです。
ローションやミルクでは乾燥を感じるという人は、ボディミルクの代わりにボディクリームを使ってみましょう。

3-2.保湿はお風呂から出て5分以内に行う

お風呂上がりは毛穴が開いて、保湿成分が肌に浸透しやすい状態になっています。
バスタオルと一緒に化粧水やボディクリームを準備しておいて、お風呂から出たら5分以内に保湿ケアを行いましょう。

また、湿度が高い浴室内でケアを行うことで、入浴後に肌から蒸発する水分を最小限に抑え、乾燥を防ぐことができます。

3-3.手が届かない時は便利グッズを使う

次のようなアイテムを使えば、手が届きにくい背中のケアを簡単に行えます。
背中のケアにおすすめの便利グッズを紹介します。

ユースキン セヌール

「手が届きにくい背中のケアにおすすめ!」
届きにくい背中のケアを簡単にできる便利アイテム。スポンジ付きになっているので、肌を傷つけずにやさしくクリームを塗ることができます。

おすすめポイント

  • 約300円で購入できる
  • 塗布部分がスポンジで肌にやさしい
  • 洗って何度も使える
「安いけれど使い勝手も良くて助かっています。きちんとケアができるようになって、背中ニキビが減ってきました。(21歳/混合肌)」
「背中の乾燥対策におすすめです。スポンジになっているから肌が弱い私にも安心して使えます。(28/敏感肌)」

また、100均で販売されている調理用のシリコンヘラを使ってお手入れするのも一つの方法です。
どうしても塗りにくい時は、これらのアイテムを活用してケアを行いましょう。

3-4.紫外線対策も保湿ケアの一つ

紫外線を浴びると、肌のバリア機能が低下して、水分が蒸発し肌が乾燥しやすくなってしまいます。
背中の空いたデザインの洋服を着る際には、次の方法で紫外線対策を行いましょう。

  • UVクリームを塗る
  • カーディガンを羽織る
  • 日傘を使う

乾燥した肌は紫外線の影響を受けやすくなります。
日焼けをしてしまった時は、たっぷり保湿を行うようにしましょう。

3-5.体の内側から肌の保湿力を高める方法

背中ニキビや乾燥の悩みには、タンパク質やビタミン、鉄分、植物繊維をたっぷり摂れる食事がおすすめです。
特におすすめのメニューをそれぞれ紹介しておきます。

背中ニキビにおすすめの食事

  • 赤身まぐろの納豆と長いも和え
  • サーモンとほうれん草のソテー(ナッツソース)

背中の乾燥におすすめの食事

  • 大豆とひじきのきんぴら
  • 大豆と玄米のサラダ

ビタミンの中でも、ビタミンB1・B2、ビタミンEを積極的に摂るようにしましょう。
この機会に食事を見直して、体の内側からも保湿力を高めましょう。

4.背中の肌荒れ対策や保湿ケアにおすすめのクリーム・ローション

背中の保湿におすすめのクリーム・ローション3選

背中の保湿におすすめのクリーム・ローションを3つ紹介します。

背中の保湿におすすめのクリーム・ローション一覧

商品名 内容量/価格
セナキュア 100ml/877円
ケアセラ
APフェイス&ボディ乳液
200ml/1,014円
キュレル
潤浸保湿ボディケア モイスチャーバーム
70g/1,944円

※価格は作成当時のもので、Amazonまたは公式サイトでの価格を税込表示しています。

では、各クリーム・ローションのおすすめポイントを順に紹介していきます。

セナキュア

内容量/価格 100ml/877円
主な成分 サリチル酸、エタノール

「スプレーで背中ニキビを撃退!」
殺菌作用のあるサリチル酸とエタノールを配合。逆さにしても使えるスプレータイプで背中ニキビを簡単にケアできます。

おすすめポイント

  • 背中ニキビに効果的な有効成分を配合
  • アラントインが赤みや炎症を抑える
  • 背中にも使いやすいスプレータイプ

口コミ

「なかなか治らない背中ニキビが少しマシになってきました。スプレーだから使いやすいです。(30歳/敏感肌)」
「ドラッグストアで購入しました。使った翌日には赤みがなくなって、1ヶ月ほどで背中ニキビが改善しました。(24歳/混合肌)」

ケアセラ APフェイス&ボディ乳液

内容量/価格 200ml/1,014円
主な成分 セラミドプラス
天然型セラミド7種

「世界初!セラミドプラスを配合」
セラミドをたっぷり配合したボディミルク。肌の保水量を高めて背中の乾燥やニキビを防ぎます。

おすすめポイント

  • 7種の天然型セラミドを配合
  • 背中に塗りやすいなめらかなテクスチャ
  • 背中だけでなく顔にも使える

口コミ

「背中の乾燥によるかゆみが治まってきました。無香料で使いやすいです。(33歳/敏感肌)」
「使い始めて1週間ほどでかさかさや痒みを感じなくなりました。背中の乾燥が気になる人におすすめです。(26歳/敏感肌)」

キュレル 潤浸保湿ボディケア モイスチャーバーム

内容量/価格 70g/1,944円
主な成分 セラミド、ユーカリエキス

「繰り返す乾燥や肌荒れを改善」
潤いがの持続力が高いボディクリーム。消炎剤も配合されているため、肌荒れの防止にも効果的です。

おすすめポイント

  • 外部刺激から肌を守るセラミドケア
  • 肌荒れを防ぐ消炎剤配合
  • 顔、体用で全身に使える

口コミ

「子供の乾燥に効果があったので私も背中のお手入れに使ってみたところ、背中のかゆみが嘘のようになくなりました。(29歳/混合肌)」
「柔らかいクリームなので少量でもよく伸びます。背中だけでなく体全体の乾燥対策に効果抜群です。(42歳/乾燥肌)」

5.保湿と併用してニキビを改善する漢方薬

背中のニキビにおすすめの漢方薬

保湿ケアにプラスして漢方薬を使えば、より早く背中のニキビを改善できます。
背中ニキビに特に効果的な漢方薬は次の2つです。

柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)

効果

  • ニキビの炎症を鎮める
  • 免疫力を高めてニキビができにくい肌質に改善する

こんな人におすすめ

  • 背中や胸全体にあせものような小さいニキビがある人

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

効果

  • ホルモンバランスを整える
  • 生理前や生活習慣の乱れによるニキビを防ぐ

こんな人におすすめ

  • 背中の中心に痛みを伴うニキビがある人
  • アレルギー体質の人
  • 刺されの跡が消えにくい肌質の人

漢方薬は薬局でも購入できますが、病院に相談すれば保険が適用されます。
1ヶ月あたり2,000円~4,000円で利用できるので、気軽に皮膚科に相談してみましょう。

6.まとめ

後ろ姿美人を目指すためには、次の2つの背中ケアが重要です。

  • 固形石鹸と綿タオルを使った洗浄
  • ボディローションやクリームを使った保湿

自分の肌質に合う保湿アイテムを見つけて、理想の背中を手に入れましょう。

背中の保湿におすすめのクリーム・ローション一覧

商品名 内容量/価格
セナキュア 100ml/877円
ケアセラ
APフェイス&ボディ乳液
200ml/1,014円
キュレル
潤浸保湿ボディケア モイスチャーバーム
70g/1,944円

※価格は作成当時のもので、Amazonまたは公式サイトでの価格を税込表示しています。

参考:正しいスキンケア事典